愛があればお金はいらない?実際はそんな時代ではない

2019年3月3日

 

恋愛や結婚において、「お金」に関しての価値観は様々です。

昔から、愛があればお金はいらないという言葉を使う事もあります。

確かにどれだけ貧しくてもそこに「思い」があれば十分幸せを享受する事が出来ます。

また、逆もしかりでお金があっても「思い」が無くなってしまえば空虚で淡泊な関係でしかありません。

 

しかしながら、現代社会では「お金」がないと十分な幸せを得る事が出来ません。

 

おそらく、「そんなことはない」と思う人もいると思います。

しかし、今から書いていく事を読んでから考えて欲しいと思う事もあります。

お金を求めるのは、あざとく見られがちな行動ですがどうしてもお金は生きていく上では必要なものです。

 

お金はただ生きるだけでも必要なものです。

 

では恋愛や結婚においてはどうでしょうか。

そんな恋愛と結婚にまつわる「お金」についてご紹介していきたいと思います。

 

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自分たちだけの幸せでは不十分

まず考えて欲しいのは、恋愛関係にある男女が幸せであれば十分かという事です。

愛し合って結婚し、それから子供を授かったとします。

育児にはお金がかかるのは当然ですし、専業主婦などをするには旦那さんの収入は人より多くないといけません。

あまりに年収が低いと子供を育てる事もままならない人もおり、子供が欲しくても作らない家庭もあるかもしれません。

 

当事者同士が幸せでも生まれてくる子供やそれぞれの両親も幸せにでないと何かを犠牲にせざる負えません。

 

両親が健在であれば良いものの、高齢化して介護が必要になる事もあります。

介護をしながら働く事でうつ病になる人もいる時代です。

仕事に専念するために介護施設などを利用する必要もありますが、両親が残した資産では賄いきれない場合は子供たちで何とかするしかありません。

 

年齢を重ねることや子供が生まれることで必要なお金は増えていきます。

 

自給自足で自分たちが幸せであれば子供や家族も幸せ出るような時代ではなくなっています。

現実問題として、お金がないと出来ない事の方が多い世の中です。

だからと言って、恋愛や結婚相手にお金だけを求めるのも間違いではありますが、相手の年収や仕事の能力を求めるのは当然だと言えます。

 

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大卒社会である

前述の例と一緒で、子供を育てる事を考えた時に、大学進学などを考える必要があります。

優秀な成績を残せる子供であれば、国公立大学に入学して比較的安い学費で通学できれば奨学金などで賄う事が出来ます。

しかし、すべての子どもがそのような進路を選べるわけではありません。

 

私立大学などに入学して卒業するまでに数千万かかる事もあります。

 

ここで考えて欲しいのは、子供の将来をしっかりと考えてあげられるかです。

仮に年収が低い事で、自分の子供を大学に行かせてあげられない場合は多くの可能性を消す事になります。

 

現代社会は大卒主義のため高卒では入社する事も出来ない会社が多いです。

 

残念ながら、当事者同士が「愛にお金はいらない」と思ってもこのような事態に直面すると、愛の結晶である「子供は不幸」になるのです。

仮に子供が「どうしても留学したい」と言ってもお金が無ければその夢や希望を叶えてあげられないのです。

そして、大卒主義の社会では高卒になってしまうと選択肢や可能性が狭くなってしまうのです。

 

結婚した当事者同士が幸せであっても子供を不幸にするのはそれは本当の幸せを勘違いしています。

 

子供が生まれたら、子供が自由に夢を追いかけて、それを応援してあげられる存在でいることが子供にとって良い親ではないでしょうか。

「お金がないから出来ない」と言われた子供はどう思うでしょうか。

しかしながら、それを反骨心に起業して数億稼ぐビジネススキルを身につける人もいるので、貧困が決して悪いとは言えませんが誰しもが同じような事が出来るわけでもありませんよね。

 

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お金はコンプレックスの塊

「愛にお金はいらない」という言葉自体がコンプレックスを象徴する言葉でしかないと思います。

そもそも、お金がある人すべてがお金で異性を釣っているわけではありません。

結婚相手が実は1000万プレイヤーだったという事もあります。

 

年収が高い男性と結婚する事に対してコンプレックスがあるからこその言葉だと思います。

 

冒頭で述べましたが、お金があるから全て幸せであるとは限りません。

「思い」がないと空虚なものになってしまいます。

しかし、現実は厳しく酷く難しいのです。

 

現実社会ではお金が無いと出来ない事の方が圧倒的に多いのです。

 

大学進学も、介護も、結婚式も、住宅ローンもそうです。

お金があってこそ選択肢が多く、そして可能性が広がるのです。

 

なので「お金」も「思い」もあった方がいいのです。

 

あくまでも理想論なのですが、切り捨てられるのは「見た目」だけになってしまいます。

しかし、芸能人の結婚でも多いですが意外とブサメンと美女が結婚する事もあります。

それは「見た目」では理解出来ないような「魅力」があるからこそだと思います。

お金が人より稼げないと「能力が無い」と見られがちなのも悪い風習ではありますが、今の時代では「お金」がないと精神面だけで乗り切れることも少ないです。

 

お金はあって困るものではない

お金は余って困る事はありません。

お金がある人でないと、子供を多く育てることは出来ません。

1世帯で3人子供を抱える人は、とても優秀で社会貢献していると思います。

 

物価は時代と共に上がっています。

 

昔では子供2人養えた年収でも、時代が変われば1人で精一杯かもしれません。

子供を欲しいと思っていない家庭であれば、そのままマイペースに生活していけばよいと思います。

 

ここまで子供や両親を主体に書いてきましたが決してその選択が全てではありません。

 

子供をつくらずに生活していくのもまた人生のあり方の一つです。

お金とは関係なく結婚や恋愛関係を楽しむのであれば、そこまでお金を求めなくても良いでしょう。

しかし、人並みの人生を描こうと思えば必然的にお金が必要になる事は理解しておいた方が良いでしょう。

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