自己愛が強い人は他人から愛されない

2019年3月3日

 

自分の事を愛しすぎるゆえに他人を無意識に遠ざけてしまう人がいます。

自分自身で自己愛の強さを意識していないため、無意識な行動で他人を傷つけてしまったり嫌な思いをさせてしまう人が多いです。

自覚があれば十分に直すことも出来ますが大人になっても変わることの出来ない人も多いです。

 

自分自身を大切にするのは良いことですが自分の意志や思いを他人に押し付ける事は良いことではありません。

 

自己愛が強い人は他人が自分を大切にしていない感じると錯乱したように怒り出したりします。

自分の意見や考えを認めてくれない相手には容赦なく攻撃的になる人もいます。

残念ながらそういった人は仕事でも恋愛でも魅力的ではありません。

他人から好かれるには思いやりが最も大切です。

 

自分を愛するがゆえに他人を傷つけてしまっている事に気づく事が大切です。

 

そこで今回は自己愛が強い人の特徴と心理について紹介したいと思います。

また、併せて他人から愛されなくなる理由も紹介していきたいと思います。

 

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自己愛の強い人の特徴と心理

 

自分の努力を認めてくれないと怒る

自己愛の強い人は自分の努力を他人に褒めて欲しい気持ちが強いです。

「これだけ頑張ったんだから」と本人が思っていると、他人が認めてくれないと自分の努力を否定された気持ちに陥ります。

努力は本来は他人に褒められるためにすることではないでしょう。

 

しかし自分を愛し過ぎるが故に自分の努力を褒めない人を認めません

 

例えば自分以外の他の人が褒められている時に、「なぜ自分は褒められないんだ!」と怒り出す人もいます。

これは、他人と同じことを自分もしていたり、他人に協力したのに自分だけ褒められないのが「理不尽」に感じているからです。

子供が「僕の事も褒めてよ!」と母親に詰め寄るのと一緒です。

 

自己愛が強い人というのは精神的に子供です。

 

自分の努力や頑張りを褒めて欲しいので、褒めて貰えないと不満を持ちます。

大人になってもそういった振舞いをすると、健全な大人であれば面倒だと思うでしょう。

相手に喜んで貰うための努力をしていれば自然と感謝されますが自己愛が強い人は何でも認めてもらいたがります。

 

自分の意志や考えを否定されると怒る

自己愛の強い人の一番の問題は、自分の意志や考えを否定されると狂ったように怒る場合です。

インターネットでも激しい言葉を書き込む人や、炎上しても絶対に考え方の違いを受け入れない人もいます。

自分の考えが「正しい」と思い込み、共感しない人すべてを「否定」します。

 

意志や考え方が正しいか間違っているは関係なく受け入れてくれない人は全て敵だと思っています。

 

反論したり言い返すと、普通では考えられないくらい逆上する人もいます。

汚い言葉遣いをしたり必要以上に威圧的になることが多く、他人にとってはストレス以外の何物でもありません。

自分の世界観を他人に押し付け、間違いを指摘されても感情的に攻撃してきます。

 

本人はキレているつもりはない事が多く他人から見たら関わりたくない存在でしかありません。

 

逆上することを止めるように指摘するとさらに逆上する人もいます。

自分自身を客観視出来ないので改善することも出来ません。

知識や意見、考え方は様々で時には自分が間違っていることもあります。

他人の意見を冷静に受け入れたり自分の考え方を見直すことが出来ない未熟な人だと言えます。

 

他人が自分の思い通りに動くと思っている

本来コミュニケーションとは相手との意思疎通が目的です。

相手がどう考えているか、どう思っているかを確認して自分自身の行動を決定するために行うものです。

しかし自己愛の強い人は相手が「自分の思い通り」に考えて動くものだと考えています。

 

自己愛の強い人のコミュニケーションは一方通行になる事が多いです。

 

相手の気持ちは関係なく「こうして欲しい」「ああして欲しい」と要求が多いです。

そしてそれを受け入れてくれるのが当然だと思っています。

しかし、相手は人間ですので相手には相手の意志があります。

 

相手が自分の思い通りに行動しないと執拗に文句を言ったりつきまといます。

 

最悪のケースは、DVなど暴力に走ります。

自分の思い通りにいかなければ、何が何でも相手を支配しようとします。

一方通行なコミュニケーションでは他人に好かれないのは当然と言えるでしょう。

 

自意識過剰で思い込みが激しい

自己愛の強い人は視野が狭く自分の世界観でしか行動出来ません。

それゆえに、「自分は他人から好かれている」と勘違いしている人が多いです。

また仕事などでは「自分は他の人には出来ないすごいことをしている」と思っている人もいます。

 

逆に他人の評価が気になりマイナス評価されることを異常に気にします。

 

他人が口にもしていないのに「あの人は自分の事が嫌いだ」など思い込みが激しい傾向があります。

事実を確認しないまま「自分の悪口を言っている」など被害妄想を抱くこともあるでしょう。

勝手に相手の事を決めつけて、一方的に発言してくる人も多いです。

 

自意識過剰で自分に対して勝手に敵味方であることを決めつけてしまいます。

 

本当は何とも思っていない相手でも、自分が「嫌だ」と感じたりすべて敵にしてしまいます。

思い込みが激しく異性が少し優しくするだけで「好意がある」と感じてしまいます。

急に異性として意識されても、好意のない人にとっては「迷惑」でしかありません。

 

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自己愛の強い人は愛されない

 

思いやりを感じない

ここまで紹介してきた自己愛の強すぎる人は、自分の価値観や行動が全てにおいて正しいと思っています。

自己愛の強い人は感情的になりやすく、無意識に他人を傷つけるような言葉を口にします。

錯乱したように怒り狂ってしまったり話し合いにすらならない人もいます。

 

自分の事が全てなので相手の事を思いやる余裕がありません。

 

異性などに対して「なんで愛してくれないんだ!」と怒ることに何もメリットもありません。

そういった一方通行な考え方が原因であることも、自分を客観視出来ないため省みることが出来ません。

相手を思うことより、自分の気持ちを尊重してくれない事ばかり気にしています。

 

思いやりのない人間は他人から愛される事はおろか人として尊敬も好意もありません。

 

唯一、愛されるのは血縁関係のある家族や親だけという人もいるでしょう。

血の繋がりは他人が踏み込む事が出来ない領域です。

しかし、家族から愛されているからといって他人から愛されるかは別物です。

 

他人は振り回されるだけ

自己愛が強いがゆえに他人を振り回してしまうと、当然相手は疲弊してしまいます。

一緒にいると疲れる相手や傷つけられてしまったり不快になるのであれば一緒にいたくないのは普通です。

自己愛の強い人は、褒めてあげたり認めてあげるととても喜び気分が良くなります。

 

逆に自分が理不尽を感じたり否定されると狂ったように怒ります。

 

感情の起伏が激しいため周囲は振り回されるだけです。

そのような人と恋愛はおろか、友人関係ですら成立しない場合もあります。

自己愛の強い人の気分を害さないように気を使い続けるのは「苦痛」に等しいです。

 

他人を必要以上に振り回す人は他人が距離を取りたがる存在です。

 

他の人の気持ちを考えて、相手の意志を尊重しあうことが出来なければ恋愛は成り立ちません。

一方的に相手に感情をぶつけるのはコミュニケーションと言えないです。

自己愛が強すぎる人は相手の気持ちを優先するように行動出来るようにならないと自分本位の迷惑な存在にしかなりません。

 

他人が危険や恐怖を感じる

自己愛の強すぎる人には「危険」や「恐怖」を感じます。

自己愛の強い人は自分の事を受け入れてくれない相手を簡単に蔑ろに扱います。

そういった姿を見ると大半の異性は近づき過ぎないように警戒心を抱きます。

 

自己愛の強い人ほどストーカーやDVをすると言っても良いでしょう。

 

身勝手に「相手も自分に好意がある」と思い込んでいる人は自己愛の強い人です。

自分の気持ちが相手に伝わり、勝手に受け入れてくれるものだと思い込んでいます。

また、その思いを否定された時に何をするか分かりません。

 

恐怖心や警戒心を抱かれる時点で恋愛的にも人間的にも関係は終わっています

 

他人に愛されるためのスタート地点から遥か遠くにいると言っても良いでしょう。

こういった思い込みや我がままに振舞う性格を改善しないと誰からも愛されません。

自分の主張のみが正しいと考えるのは他人を「恐怖」させる大きな原因です。

 

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最後に

自己愛の強い人について紹介してきました。

自分の価値観が全てになっている人は、批判や否定や反論を酷く嫌がります。

紹介してきた通り、自分の考えが「全て正しい」と思っているので、自分の考えを認めてもらえないとすぐに怒り出してしまいます。

また思い込みも激しく一方通行なコミュニケーションも多く近寄りがたい人もいます。

 

自分を大切にするのは悪いことではありませんが他人も大切にしないと愛されることはありません。

 

人には人それぞれに考え方もあれば性格もあります。

自分本位になって感情的に怒る人は残念ながら魅力のない、逆に関わりたくない人間にしかなりません。

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